SSブログ

MacPeopleの取材が掲載されました


Mac歴2年ですが、買ったMacは新旧あわせて6台。いまや完全にMacマニアとなった僕を不憫に思ってか(?)、MacPeopleさんから取材していただきました。




しかもなんと5ページも!




5ページも取材されたのは生まれて初めてです。意外とワード少ないんですね。




Biz Macという連載で、ビジネスにMacを使っているという奇特な人を紹介する連載だったのですが、奇特すぎたらしく、なんと僕のインタビューが最終回。名誉なような、悲しいような複雑な気分です。




Leopard完全ガイドとか、ふつうの記事も充実しています。


幸福なひとは、幸福を定義できるひとだ


幸福ってなんだろう?と思うことがあります。




 「毎日楽しそうでいいですね」




と言われます。




でも本当は別に毎日楽しいわけでもないんです。

ただ、不愉快なことがあっても不愉快な話を誰かにして、不愉快な気持ちを増幅させたくないだけです。




前にも書きましたが、社長をやっていると、嬉しいこと哀しいことが凄いハイペースで交互にやってきます。誰かがミスをした、損害が出た、それを補償したり、謝ったりして別の会議に行くと、大きな案件が決まった、すごい仕事を依頼された、会社に戻ると新しい発明が出来ていた、みたいに好い事と悪い事がどんどんやってくる。




自然、社長のブログからは不愉快な記述が消えます。

そして良かったこと、あたりさわりのないことだけが書き連ねられていきます。

だから社長ブログは「今日はこれを食べた。うまい」みたいな内容ばかりになるのです。




実際のところ、社長ほど将来が不安な職業は他にありません。

舵取りを誤れば会社は倒産。一家は離散。社長は良くて自己破産、悪ければ自殺です。

そこまでいかなかったとしても、資金繰りに行き詰まって他社に買収してもらうとか、株主から訴訟を起こされるとかして、社長を罷免されることもよくあります。




社長という地位は、実に危ういバランスの上に成り立っているのです。




こういう過酷な状態にありながら、僕はこの状態をとても幸福だと思っています。僕にとって幸福な状態とは、




 ・自らの判断で自らの仕事の内容を決定できる

 ・優秀なチームを率い、優れた発明の手伝いができる




という二点です。当たり前ですが、飯なんか余興です。美味いものなんかいくら食ってもなにも発明できません。女の子にモテたい、というのも余興。そんなことは何の役にも立ちません。本当に自分にとって幸せなことは、上記の二点です。




僕は先端技術者や科学者という職業に憧れてはいましたが、実際問題として自分の学力ではそうしたものには成れませんでした。希望が満たされなかったという点で不幸かもしれません。




でもなんとしても科学技術の分野で身を立てたいという一心で、彼ら優れた人材のサポートをすることにより、そうした夢を別のかたちで実現できることになりました。今は幸せです。




自分には何が出来て、何が出来ないのか、ということを見極め、「自分にとって幸福な状態」を定義すると、幸福になれたような気がします。




 「なんだか毎日が辛いなあ」




と感じていらっしゃる方は、ぜひ自分にとって幸福とはなにか、定義してみることをお薦めします。


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。