一生プログラミングをしていたい人向けの求人
なんか最近求人出すことが多いなあ。
ということで、引き続きプログラマを募集です。
今回はプログラマのみです。
なんかこれも別の求人広告のインタビューで知ったのですが、「自分はプログラムをずっと書いていたい。それに集中したい。それができるのがUEIの魅力」と答えている社員がいて、「そうなのか」と思いました。
そういうわけで、そういう広告です。
うちでは布留川英一くんという超エース級の社員がいます。また、水野君という、スーパー管理職が居ます。二人は専門職と管理職という違いはあれど、同じくらいの発言力があります。
技術企業には、管理職になる意外にもプログラマが輝けるステージがあるべきだと僕は考えています。
HONDAの社長になれるのは伝統的にF1のエンジンの設計者に限られるのと同じように、技術者の集団には技術者のトップが活躍できる場が必要だと思います。
資本金を集めすぎると失敗する
Web2.0Expo/Tokyoにてティム・オライリーとエヴァン・ウィリアムズ氏の対談が実現したそうな。
というかこの二人はもともと上司と部下なわけで。
この話の中で印象的なのは、エヴァン氏がBloggerをGoogleに売却したあと、次に興したベンチャーで「資金を集め過ぎて」失敗したというくだりです。
これって凄く大事なことなのに、いわゆるベンチャー起業家の人たちがとっても見落としている点だと思うので僕なりの感想を付け加えたいと思います。
僕は社会人になってから10年。いろいろと失敗したベンチャー企業を見てきています。
しかも、割と良く知っている人が経営に深く関わっているので、そのお金集めの過程と崩壊の過程、崩壊した後、などのことについて何度も目にしてきました。
失敗したベンチャーは二種類に分けられます。
ひとつは、「会社が破産した/身売りした」場合、もうひとつは「潰れてはいないが成長できなくなった」場合です。
10年前に、偶然4人の社長に会いました。
・資本金300万 社員2人の会社
・資本金1000万 社員5人の会社
・資本金10億 社員30人の会社
・資本金200億 社員100人の会社
これらの会社は全て創業2年以内の、いわば新興企業で、イケイケドンドンの会社でした。
さて、これらの会社が今どうなっているかというと、ひとつを除いて全て倒産してしまいました。
残った一つはどこでしょう?
そう。社員2人の会社です。
ではなぜこんなことが起きるのか。
実は、資本金をたくさん集めるのは、「安心」ではなくて「プレッシャー」になるのです。
これが実に難しいところです。
お金がたくさん口座にあると、社長はとても安心できます。
だから会社を作るとき、たくさん資金を集めようとします。
しかし、実は会社としては、そうやって資本金を増やせば増やすほど「資本金を使うプレッシャー」を受けることに成ります。「お金がない」という苦しみよりも「資本金を使わなければならない」というプレッシャーの方が心地いいので、後者を選ぶ社長も少なくないのです。
資金を集めることが資金を使うことへのプレッシャーにつながり、それが実は黒字化を遠のかせます。
エヴァン・ウィリアムスはこう述懐しています。
最初の失敗は資金がはじめから潤沢にあったことだという。 「我々自身、何をやったらいいのかわかっていない時点で、既に多額の投資が集まっていた。これが非常に邪魔になった。」(Williams氏)。 「下手にお金があるばかりに、成長が期待されるし、経営幹部を揃えなければならなかったりと、最初の数カ月は会社の組織づくりに注力しなければならず、製品そのものに注力できなかった。」(Williams氏) O'Reilly氏は、多くのWeb 2.0企業が同様の経験をし、最初はあまりお金がない状態でスタートするのが望ましいと付け加えた。
資金調達はあらゆるベンチャー企業が最初にとりかかる部分でしょうから、ここで気合いが入るのもわかりますが、気合いを入れ過ぎて調達しすぎないように注意しましょう。
ご利用は計画的に