無印良品で無地のアイデア醸成ノートを探す
抽象概念を整理するときや、ユーザーインターフェースを考えようというフェーズでは、やはり紙に書くのが一番です。
なかでも僕は無地の紙に書くのが大好きです。
旅先などで急にノートを探すと、罫線の入っているモノしか買えないのですが、罫線はアイデアを考えるときに結構邪魔です。だから「お絵かき帳」や「計算用紙」みたいなものに絵を描くことが多いです。これはもう小学校に入る前からずっと続いている習慣です。
ふと、最近そのフェーズに入ったので、ひさしぶりに無印良品に行きました。
ちょっと見ない間に、無地のノートが沢山出ていて驚きました。
僕が子供の頃は、無地のノートを探すのはとても大変だったのです。
思わず沢山買ってしまったので、軽〜くレビューなんかを。
まず、文庫本ノート(147円)。
ポケットに入れて持ち歩けそうな感じが良いですね。
値段も手頃な割には製本がしっかりしているのでこのサイズの計算用紙にありがちな「一所懸命書いてたらパラパラになっちゃう」なんてことがなくて良い感じです。
でもいかんせん、文庫本の性質のせいか、真ん中あたりに書こうとするととてつもなく邪魔です。
平面的な制約ではなくて物理的な制約を受けます。
まあでも、インディ・ジョーンズのお父さんが書いていた聖杯ノートってこんな感じでしたよね。
そういうものへの憧れを思い起こさせるので思わず購入。
まあこの開いた感じがまさしく「文庫本」なんですけど、モノとして美しくても実用性を阻害するのはいただけません。
まあ安いし、あくまで非常用と考えるべきですね。
いわゆる無地のキャンパスノート。
開きやすいから書きやすいし、B5版が五冊セットで210円、A5版が5冊セットで189円とべらぼうに安い。こんなに安いならプロジェクトごとに別のノートにしてもいいくらい(だけど、そうすると、途中で使わなくなったノートが増えてしまって勿体ない)。
むかしこういうノートが欲しくて欲しくてたまらなかったけど、どこにも売ってなかったというのに、良い時代になったものです。
マインドマップブーム(僕自身はマインドマップはあまりすきじゃないけど)のお陰で無地ノートの需要が増したのでしょうか。
リング式ノート(ダブルリングノート A5ドット方眼 420円)。これは無地の奴(ダブルリングノート B5 168円)とドット方眼のやつの二種類ありました。これも両方購入。
ドット方眼は普通の方眼と同じ役目を持ちながら、ドットだから罫線が目立たなくて良い感じ。これもある種の発明と言えるかもしれません。
無地ノートが好きな人が考えた方眼っぽいなあ。
けど、やっぱりノートに邪魔な罫線があるのは気持ち悪いので、無地のダブルリング式ノートも購入。
リング式の長所はズバリ、破れること。
アイデアを書いて、ビリっと破いて相手に渡せる。
コレ、会議とかでけっこう便利です。
僕がいままでに作った製品の半分くらいは、ホワイトボードに書き殴ったり、無地のノートに書き殴ったりした僕の落書きを技術者やデザイナーに見せて、それを製品化したものです。
だから僕にとっては無地のノートは自分の思考をまとめる道具というだけではなく、コミュニケーションツールでもあるわけです。
そういう意味でリング式は偉大。破いて渡せるという点がとても偉大。
キャンパスノートと同様。リング式は完全に開いて書けるのでスペースを無駄なく使えます。
そして「なんだこれは!」と思って思わず買ってしまったのが次の商品
これは週刊誌4コマノート・ミニ(A5版 95円)。
まずこの発想に脱帽。
一体なにがどうして週刊誌の4コマを描く専用のノートを販売しようと思ったのか。
この商品を企画した人は大天才かあちら側にいる人かのどちらかだと思います。
で、僕はもうこれを凄い驚きと歓喜をもって受け入れたい。
なぜか?
罫線は邪魔だと言いましたが、例外もあるのです。
このくらいの大きい長方形が描いてあると、これは「画面」に見立てることが出来ます。
お絵かきブレストでもよく長方形を描いてから考え始めたりします。
このノートは最初からその長方形が沢山書き込まれているので、画面デザインのアイデアを練るときにはとてつもなく重宝しそうな予感がします。
こんなふうに縦にして使うと、Webやケータイの画面っぽいものの枠になりますし、横にして使うとFlashやゲーム機の画面のように使えます。
枠外に矢印を描けば、簡単なサイトフローを描くこともできそうです。
凄い発明だこれは!
ミニじゃないのを探したのですが、有楽町のMUJIでは見つかりませんでした。
大きい奴のも今度さがしてみます。
いやあ、しかし、本当にいろいろでているんですねえ。
こんな素敵なノートを持ち歩きつつ、アイデアをまとめつつ、いろいろ思索にふける、なんて想像するだけでちょっとワクワクしてきました。
そうそう。最後にこのノートを持ち歩くためのケース(バッグインバッグ 1785円)を買いました。
これが思いも掛けず、Macbook Airにピッタリの大きさ!まるであつらえたかのようです。
ちょうどMacbook Airのインナーケースを探していたところだったのでちょうど良かった。
これで無地ノートとノート型Macの両方がひとつのケースに収まります。まさに奇跡の邂逅。
来週はこのセットで颯爽とアイデアを練ったりしたいと思います。
なかでも僕は無地の紙に書くのが大好きです。
旅先などで急にノートを探すと、罫線の入っているモノしか買えないのですが、罫線はアイデアを考えるときに結構邪魔です。だから「お絵かき帳」や「計算用紙」みたいなものに絵を描くことが多いです。これはもう小学校に入る前からずっと続いている習慣です。
ふと、最近そのフェーズに入ったので、ひさしぶりに無印良品に行きました。
ちょっと見ない間に、無地のノートが沢山出ていて驚きました。
僕が子供の頃は、無地のノートを探すのはとても大変だったのです。
思わず沢山買ってしまったので、軽〜くレビューなんかを。
まず、文庫本ノート(147円)。
ポケットに入れて持ち歩けそうな感じが良いですね。
値段も手頃な割には製本がしっかりしているのでこのサイズの計算用紙にありがちな「一所懸命書いてたらパラパラになっちゃう」なんてことがなくて良い感じです。
でもいかんせん、文庫本の性質のせいか、真ん中あたりに書こうとするととてつもなく邪魔です。
平面的な制約ではなくて物理的な制約を受けます。
まあでも、インディ・ジョーンズのお父さんが書いていた聖杯ノートってこんな感じでしたよね。
そういうものへの憧れを思い起こさせるので思わず購入。
まあこの開いた感じがまさしく「文庫本」なんですけど、モノとして美しくても実用性を阻害するのはいただけません。
まあ安いし、あくまで非常用と考えるべきですね。
いわゆる無地のキャンパスノート。
開きやすいから書きやすいし、B5版が五冊セットで210円、A5版が5冊セットで189円とべらぼうに安い。こんなに安いならプロジェクトごとに別のノートにしてもいいくらい(だけど、そうすると、途中で使わなくなったノートが増えてしまって勿体ない)。
むかしこういうノートが欲しくて欲しくてたまらなかったけど、どこにも売ってなかったというのに、良い時代になったものです。
マインドマップブーム(僕自身はマインドマップはあまりすきじゃないけど)のお陰で無地ノートの需要が増したのでしょうか。
リング式ノート(ダブルリングノート A5ドット方眼 420円)。これは無地の奴(ダブルリングノート B5 168円)とドット方眼のやつの二種類ありました。これも両方購入。
ドット方眼は普通の方眼と同じ役目を持ちながら、ドットだから罫線が目立たなくて良い感じ。これもある種の発明と言えるかもしれません。
無地ノートが好きな人が考えた方眼っぽいなあ。
けど、やっぱりノートに邪魔な罫線があるのは気持ち悪いので、無地のダブルリング式ノートも購入。
リング式の長所はズバリ、破れること。
アイデアを書いて、ビリっと破いて相手に渡せる。
コレ、会議とかでけっこう便利です。
僕がいままでに作った製品の半分くらいは、ホワイトボードに書き殴ったり、無地のノートに書き殴ったりした僕の落書きを技術者やデザイナーに見せて、それを製品化したものです。
だから僕にとっては無地のノートは自分の思考をまとめる道具というだけではなく、コミュニケーションツールでもあるわけです。
そういう意味でリング式は偉大。破いて渡せるという点がとても偉大。
キャンパスノートと同様。リング式は完全に開いて書けるのでスペースを無駄なく使えます。
そして「なんだこれは!」と思って思わず買ってしまったのが次の商品
これは週刊誌4コマノート・ミニ(A5版 95円)。
まずこの発想に脱帽。
一体なにがどうして週刊誌の4コマを描く専用のノートを販売しようと思ったのか。
この商品を企画した人は大天才かあちら側にいる人かのどちらかだと思います。
で、僕はもうこれを凄い驚きと歓喜をもって受け入れたい。
なぜか?
罫線は邪魔だと言いましたが、例外もあるのです。
このくらいの大きい長方形が描いてあると、これは「画面」に見立てることが出来ます。
お絵かきブレストでもよく長方形を描いてから考え始めたりします。
このノートは最初からその長方形が沢山書き込まれているので、画面デザインのアイデアを練るときにはとてつもなく重宝しそうな予感がします。
こんなふうに縦にして使うと、Webやケータイの画面っぽいものの枠になりますし、横にして使うとFlashやゲーム機の画面のように使えます。
枠外に矢印を描けば、簡単なサイトフローを描くこともできそうです。
凄い発明だこれは!
ミニじゃないのを探したのですが、有楽町のMUJIでは見つかりませんでした。
大きい奴のも今度さがしてみます。
いやあ、しかし、本当にいろいろでているんですねえ。
こんな素敵なノートを持ち歩きつつ、アイデアをまとめつつ、いろいろ思索にふける、なんて想像するだけでちょっとワクワクしてきました。
そうそう。最後にこのノートを持ち歩くためのケース(バッグインバッグ 1785円)を買いました。
これが思いも掛けず、Macbook Airにピッタリの大きさ!まるであつらえたかのようです。
ちょうどMacbook Airのインナーケースを探していたところだったのでちょうど良かった。
これで無地ノートとノート型Macの両方がひとつのケースに収まります。まさに奇跡の邂逅。
来週はこのセットで颯爽とアイデアを練ったりしたいと思います。
2008-03-02 01:11
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0