「勝手にブログ評論」の種明かし
思いがけず多くの人に使ってもらえた「勝手にブログ評論」
昨晩からカウントを取り始めて、既に4000以上の「評論」をさせていただいたようです。
ということで、調子に乗って種明かし。
このスクリプトは、(1)ページ読み込み (2)RSS読み込み (3)ストップワード検索 (4)再構成という段階から成り立っています。
ページを読み込んで、そこからRSSへのリンクを抽出して、その後ストップワード(前項を参照のこと)を検索して名詞らしきものを取り出して、最後に再構成して文章にしているのですが、いくつか工夫したポイントがあります。
その1は、文章が繋がっているように見えるため、語尾の「、」と「。」を認識し、連続して同じテンプレートを選ばないようにすること。
その2は、いかにもスノッブな語り口。
スノッブとは、007シリーズで知られているような、俗物、知識をひけらかす見栄っ張りの気取り屋、ということです。
wikipediaによると、もともとはイギリスで使われていた隠語らしいのですが、こういう語り口で他人のブログを評論するのがいかにも「らしい」し、そもそももともとこういう語り口のブログは少ないので、いかにも他の人が書いてる「っぽい」というところから、このスノッブな語り口を選びました。
だからこの「勝手にブログ評論」では、偉いのは英国と女王陛下。お洒落といえばパリ、イタリアといえば田舎者、けど尊敬すべきはローマ人、アメリカはニューヨーク以外認めない。という、矛盾したスノビズムをもとにテンプレートを構成しています。
まあ実際、1800年代のイギリスにはこういうスノビスト達が沢山いたようです。
評論=俗物的という揶揄ではないのでそのあたり、誤解なきよう。
スノッブ感を出すために、実際の評論家の文章や、海外の言喭を参考にしたり、余興なのにだいぶエネルギーを使ってしまいました。
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